2026年3月、想苑の畑で、若手社員を対象とした庭木の根巻き講習を行いました。
今回の講習では、高さ約3mのノムラモミジを使い、実際に根を掘り取りながら根巻きの方法を学びました。
根巻きとは?
根巻きは、庭木を移植する際に、根の周りの土をできるだけ崩さないようにまとめ、麻布や縄などで包んで固定する作業です。
庭木を別の場所へ移すためには、ただ掘り上げればよいというものではありません。
木の大きさや根の張り方を確認しながら、必要な根を残して根鉢をつくり、土が崩れないよう丁寧に仕上げていきます。
庭木への負担をできるだけ抑え、その後の生育につなげるためにも、造園の仕事では大切な技術のひとつです。
実際のノムラモミジで根巻きを練習
今回は、想苑の畑にある約3mのノムラモミジを教材として使用しました。
実際の木を前にすると、
「どのくらいの大きさで根鉢をつくるのか」
「どこまで根を掘るのか」
「縄をどのように掛けて固定するのか」
など、実践してみなければ分からないことがたくさんあります。
先輩社員から作業のポイントを教わりながら、若手社員たちも一つひとつ確認しながら取り組みました。
最初は、根を巻くのと同時に頭の中もぐるぐる回ってしまうほど、少し混乱している様子もありました。
それでも、実際に手を動かして経験することで、少しずつ作業の流れや意味が分かってきます。

造園の技術を次の世代へ
造園の仕事には、剪定や伐採だけでなく、植栽、移植、根巻き、石組みなど、さまざまな技術があります。
こうした仕事は、説明を聞くだけでは身につかないことも多く、実際の現場や練習の中で経験を重ねていくことが大切です。
想苑では、これまで培ってきた技術や経験を若い世代へ伝えながら、一人ひとりが安心して仕事を任せてもらえる職人になれるよう、技術の向上に取り組んでいます。
これからも日々学びながら、富岡市を中心とした地域の皆さまのお庭を、長く安心してお任せいただける会社を目指してまいります。
